写経体験やいけばな体験など
平安時代、都に疫病が蔓延したとき、嵯峨天皇は親交のあった弘法大師の勧めで般若心経を写されました。紺色の綾布に金泥でしたためられた宸翰は、今も大覚寺の勅封心経殿に納められ、大覚寺は「心経写経の根本道場」とされています。
また大覚寺には現存最古の庭池・大沢池があります。舟遊びの折、嵯峨天皇がほとりに咲く可憐な菊を手折り殿上の花瓶に挿されました。その姿が「天、地、人」三才の美しさを備えていたことに感動され、「後世花を生くるものは宜しく之を以って範とすべし」とおっしゃいました。これがいけばな嵯峨御流の始まりです。
特別展の開催を記念して、東京国立博物館で大覚寺ゆかりの写経、いけばなを体験いただける機会を設けました。心満ちる時間をお過ごしください。
また、絵画や彫刻、工芸など各分野の研究員が作品の見どころなどをお話しする連続講座も開催します。
開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画」関連イベント
写経体験「嵯峨天皇の祈り」~心の経をなぞる~
開催日 |
・2月 6日(木) 大覚寺教務担当執行 喜和田龍光 |
時間 |
13:00受付、講座は13:30~15:00 |
会場 |
東京国立博物館 平成館小講堂 |
参加費 |
1,500円(写経用紙、筆ペン付き。当日現金でお支払いいただきます) |
定員 |
各回15人 |
申込方法 |
詳細は大覚寺展公式ホームページで。 |
開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画」関連イベント
嵯峨御流いけばな体験
開催日 |
・2月 5日(水) 東京御流司所 |
時間 |
13:00受付、講座は13:30~15:00 |
会場 |
東京国立博物館 平成館小講堂 |
参加費 |
2,000円(当日現金でお支払いいただきます) |
定員 |
各回15人 |
申込方法 |
詳細は大覚寺展公式ホームページで。 |
東京国立博物館 連続講座「百花繚乱 大覚寺の名宝」
※本講座は必ず2日間ご参加できる方が対象です。
※受付時の混雑緩和のため、全座席を指定させていただきます。(当選されたお客様の座席はこちらで指定させていただきます。下記以外の個別のご希望と、決定後の座席変更にはお応えできませんので、あらかじめご了承ください)
※下記に該当する方は、申込フォームの通信欄にその旨をご記入ください。
・ヒアリングループ(磁気ループ)の利用をご希望の方
・車いすでの来場をご希望の方(付き添いの介護者の有無を明記してください)
※当選・落選いずれの場合でも、お知らせのメールをお送りしております。申込締切後2週間経過してもメールが届かない場合には、お手数ですが教育講座室までお問い合わせください。
※諸事情により中止になった場合は、東京国立博物館のホームページにてお知らせします。
日程 |
2月28日(金) ~ 3月1日(土) |
時間 |
13時15分~16時05分 |
会場 |
東京国立博物館 平成館大講堂 |
プログラム |
・2月28日(金) ・3月1日(土) |
定員 |
380名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選) |
参加費 |
無料(ただし初日の入館料は必要。なお2日目は初日にお渡しする受講資料でご入館いただけます。) |
申込方法 |
詳細は東京国立博物館のホームページで。 |
お問い合わせ |
03-3822-1111(代) 教育講座室 |