『四国八十八ヶ所霊場』お砂踏み
仏教における修行上の究極目標、悟ることを目的とします。
真言宗を開かれた弘法大師は、青年時代に四国の山々を修行して回られました。そんなお大師さまに由緒ある「四国八十八ヶ所霊場」を巡礼することがお遍路です。お大師さまに対する信仰の高まりと共に、多くの方が遍路されるようになりましたが日数を要することや、様々な理由でお遍路ができない方も大勢いらっしゃいます。そこで発願されたのが「お砂踏み」であります。
四国八十八ヶ所霊場の「お砂」をそれぞれ集め、そのお砂を踏みながらお参りします。そして、そのご利益は実際に遍路を巡礼したのと同じ功徳を積むことができ、修行をしているときは「同行二人」と言い、常にお大師さまと共にいられます。
大覚寺は、お大師さまが唐より帰国された後、平安時代の嵯峨天皇さまとご親交を深められた場所で、お大師さまの伝承が数多く残されており、心経前殿向かって右側には嵯峨天皇さまと秘鍵大師(弘法大師)さまをお祀りしております。秘鍵大師像は、般若心経の功徳についてお大師さまが嵯峨天皇さまに教えを説いている際、お手持ちの五鈷杵が「文殊の利剣」に変わったことに由来し、大覚寺独自の異形像として伝えられます。お砂踏みをしながら、皆さまのお願い事が叶いますよう、また、お大師さまと深くご縁を結んで頂く大変貴重な機会となります。
土佐国(高知県) 「修行の道場」16ヵ寺
日 程:令和6年10月11日(金)~ 11月30日(土)
時 間:9時~17時(16時30分受付終了)
料 金:大人500円・小中高生300円(お堂エリア参拝料含む)
※大沢池エリアは別途参拝料
※浄財(お賽銭)は含まれておりません。
※お砂踏み成満の証ご朱印は含まれておりません。
①阿波国(徳島県)「発心の道場」23ヵ寺 |
出家し仏道に入ります。目的を持ち何かを思い立つことを意味します。 |
令和6年5月7日~6月30日 |
②土佐国(高知県)「修行の道場」16ヵ寺 |
真実の自己を実現する為に、自らの行いを正し修めることです。 |
令和6年10月11日~11月30日 |
③伊予国(愛媛県)「菩提の道場」26ヵ寺 |
仏さまの御教えを知ることを目的とします。 |
令和7年5月7日~6月30日 |
④讃岐国(香川県)「涅槃の道場」23ヵ寺 |
仏教における修行上の究極目標、悟ることを目的とします。 |
令和7年10月10日~11月30日 |