Team Usumidori

~薄緑(膝丸)公式HP~

刀と人が結ぶ永遠の絆

太刀『薄緑(膝丸)』結縁プロジェクト

東京国立博物館

開創1150年記念
特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」まで

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重要文化財
「太刀/薄緑(膝丸)」

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Important cultural property Tachi Sword named “Usumidori (Hizamaru)” Kamakura period,13th century

大覚寺に所蔵されている源氏の重宝「膝丸」との伝承を持つ太刀。付属の『薄緑太刀伝来』記に、源満仲は「鬚切」「膝丸」の二振りの太刀を所持したと記されている。また、源義経が所持した際には、「膝丸」を「薄緑」にしたと記されている。北野天満宮所蔵の「髭切」と同じく、伏さり気味となる小鋒と腰元で反る太刀姿に時代性が感じられる。
銘の一文字目が大きく破損しているのは、刀身を造った時の共鉄で造られた鉄はばきの影響とされる。地鉄はよく詰んだ小板目肌で、直調すぐちょうに小足の入った小丁子こちょうじ小互こぐ交じりの刃文に淡くうつりが立つ。これらの特徴は古備前派に顕著な作風で、このことから本品の作者は長船派・光忠の父である古備前派・近忠と思われる。しかしながら、近忠には在銘確実な作例が現存せず、本品との作風および銘振の比較検討ができないため、決定力に欠ける。

令和5年秋季名宝展まで

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太刀「薄緑(膝丸)」結縁プロジェクトとは

平成30年、京都国立博物館にて開催された特別展『京のかたな』に先立ち行われた、京都の古社寺に伝わる刀剣の再調査により「太刀/薄緑(膝丸)」は、これまで《太刀 銘 █忠》のものとされ納められてきた刀箱が、別の刀の箱だったことが判明いたしました。またGHQの監査対象刀剣であったため、白鞘には当時の「儀式用刀剣証明書」申請時の貼紙がそのまま残り、経年劣化により鞘の合わせ目も割れていることが判明しました。これらの調査報告を受け、大覚寺では、現在行っております「大覚寺所蔵文化財保存修復事業」の一環として「太刀/薄緑(膝丸)」の修復を決定。白鞘、 鎺 (はばき)、外箱の新調を進めるにあたり、令和2年4月より「勧進(かんじん)」によって浄財を募る運びとなりました。
勧進とは、社寺や仏像の建立、修理などのために広く人々に、それが善根功徳(ぜんこんくどく)になると勧めて金品の寄付を募ることです。
また、勧進への参加について、「結縁(けちえん)」という形で皆様に「薄緑(膝丸)」とのご縁を結んで頂き、その証を未来に残したいと考え「太刀『薄緑(膝丸)』結縁プロジェクト」を立ち上げました。
結縁者のご芳名は、白木の刀箱・巻子に記し、刀身とともにお納めいたしました。
令和2年秋、大覚寺第64世門跡 尾池泰道大僧正猊下御導師のもと、大覚寺にて結縁法会(けちえんほうえ)を奉修。引き続き大覚寺秋季名宝展にて新調した一式を展示し、結縁プロジェクトの完成披露といたしました。
 なお、当プロジェクトに要した経費の残金は「大覚寺所蔵文化財保存修復事業」に充当させていただき、主に、平成30年台風第21号による文化財被害の修復に充てさせていただきます。
 勧進いただきました皆様を始め、修復に携わっていただいた皆様、そして名宝展に訪れていただいた皆様に厚く感謝申し上げます。

 

平成30年、京都国立博物館にて開催された特別展『京のかたな』に先立ち行われた、京都の古社寺に伝わる刀剣の再調査により「太刀/薄緑(膝丸)」は、これまで《太刀 銘 █忠》のものとされ納められてきた刀箱が、別の刀の箱だったことが判明いたしました。またGHQの監査対象刀剣であったため、白鞘には当時の「儀式用刀剣証明書」申請時の貼紙がそのまま残り、経年劣化により鞘の合わせ目も割れていることが判明しました。これらの調査報告を受け、大覚寺では、現在行っております「大覚寺所蔵文化財保存修復事業」の一環として「太刀/薄緑(膝丸)」の修復を決定。白鞘、 鎺 (はばき)、外箱の新調を進めるにあたり、「勧進(かんじん)」によって浄財を募る運びとなりました。
勧進とは、社寺や仏像の建立、修理などのために広く人々に、それが善根功徳(ぜんこんくどく)になると勧めて金品の寄付を募ることです。
また、勧進への参加について、「結縁(けちえん)」という形を取らせていただきます。結縁とは縁を結ぶこと、皆様に「薄緑(膝丸)」とのご縁を結んで頂き、その証を未来に残したいと考えております。
結縁者のご芳名を記す方法としましては、白木の刀箱に結縁者のご芳名を書き記す方法と、巻子に記し、刀身とともにお納めする方法をご用意しております。
今年秋を目処に完成の後は、大覚寺第64世門跡 尾池泰道大僧正猊下御導師のもと、大覚寺にて結縁法会(けちえんほうえ)を奉修。その後、令和2年大覚寺秋季名宝展にて展示予定となっております。

 

お申し込み方法

 

申し込みは終了いたしました

 

 

[A] 結縁者のお名前を白木の刀箱に直接揮毫するとともに、結縁法会に参列いただけます。【150名限定】

白木の刀箱に直接ご芳名を揮毫し、勧進の証を未来に残させていただきます。また、今秋に大覚寺にて奉修される結縁法会(けちえんほうえ)にご参列いただけます。


 

[B] お名前を巻子に列記し、刀箱に納めます。

巻物にご芳名を記載し、新しく作成する刀箱に太刀「薄緑(膝丸)」に寄り添うように納めさせていただきます。

 

次の申し込みフォームから太刀「薄緑(膝丸)」結縁プロジェクトにご参加いただけます。

 

 

 

 

[A] 結縁者のお名前を白木の刀箱に直接揮毫するとともに、結縁法会に参列いただけます。【150名限定】

白木の刀箱に直接ご芳名を揮毫し、勧進の証を未来に残させていただきます。また、今秋に大覚寺にて奉修される結縁法会(けちえんほうえ)にご参列いただけます。

 

 

 

 

 

 

[B] お名前を巻子に列記し、刀箱に納めます。

巻物にご芳名を記載し、新しく作成する刀箱に太刀「薄緑(膝丸)」に寄り添うように納めさせていただきます。

 

 

 


◇ 注意事項 ◇

 

    • お申し込み期間は令和2年4月1日(水) 12 : 00【正午】から令和2年5月11日(月) 12 : 00【正午】までとさせていただきます。
    • お申し込みをいただいてから1週間以内に、ご入力いただきました住所に振り込み用紙をお送りいたします。
    • 海外への発送は致しかねます。:This is not eligible for international shipping.
    • ご入金は振り込み用紙到着後、1週間以内にお願いいたします。ご入金がない場合、キャンセルとみなしますのでご了承ください。
    • [A]のお申し込み受付は先着順とし、ご入金をもって確定とさせていただきます。また、キャンセルがでた場合、SNS等で告知したのち、再度キャンセル分の申し込み受付を行う場合がございます。
    • ご入金後の確定メールはお送りいたしません。ご了承ください。
    • 結縁法会につきましては[A]のお申し込みが確定された方に、後日、日程など詳細をメールにてお知らせいたします 。