NEWS 1150

「大覚寺展」特別イベント

写経体験・いけばな体験を開催

大覚寺寺号勅許(開創)1150年記念事業の一つ、東京国立博物館における特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」の開催を記念して、東京国立博物館内で『写経体験「嵯峨天皇の祈り」~心の経をなぞる~』全3回と『嵯峨御流いけばな体験』全5回が開催されています。

写経体験の1回目は2月6日に喜和田龍光教務部長、2回目は21日に尾池財務部長が講師を担当し開催されました。大覚寺の歴史を交えた法話にはじまり、写経の書き方の説明をして写経体験に移りました。スクリーンに映る五大明王像に向かって参加者全員が写経を行い、厳かな雰囲気で終了しました。最終回となる3回目は、3月14日に開催されます。

嵯峨御流いけばな体験は、2月5日に東京御流司所、9日に東京公友会司所、11日に東京司所、23日に埼玉司所が担当し開催されました。「全国いけばな体験リレー」の要領で流派の紹介や「景色いけ」パネルを展示し、嵯峨御流の七景の説明や風景を守る理念などを紹介しました。その後、参加者に盛花の右盛体または左盛体を体験していただきました。各回とも定員に達するお申込みをいただくなど、多くの方にいけばなを楽しんでいただきました。また、いけばな嵯峨御流を広く知っていただく機会を得て、各司所の活性化と新しい門人を獲得する活動となりました。最終回となる5回目は、3月11日に神奈川司所の担当で開催されます。