歴代門跡慶讃法会厳修【九州第一教区】
4月12日の嵯峨天皇奉献大華道祭にて、近畿教区出仕による「嵯峨天皇奉献華法会」(開白)に続いて、13日より19日(結願)まで、大覚寺派各教区、青年教師会による記念法会が奉修されました。
※4月12日の法会については、5月に掲載させていただきました。
4月13日の記念法会二座目には山川龍舟猊下を御導師に九州第一教区による「歴代門跡慶讃法会」が奉修されました。まず法会に先立ち写経奉納式が行われ、三千五百二十八巻の写経が奉納され、法会は散華・対揚、慶讃文、観音経、般若心経、諸真言、廻向の次第にて執り行われました。
歴代門跡慶讃法会 願文
謹み敬て真言教主大日如来両部界会諸尊聖衆 殊には御本尊五大明王 当山鎮守五社明神 御始祖嵯峨天皇 弘法大師遍照金剛 三国伝灯諸大阿闍梨耶 当山歴代諸尊儀 総じては仏眼所照一切三宝の境界に白して言さく
伏して惟るに 大覚寺は今を去る壱千二百年の昔 嵯峨天皇の離宮として建立せられたる弘法大師との御交流深き古刹なり 嵯峨天皇の皇女にして淳和天皇の皇后正子内親王は 仏縁深き嵯峨離宮を寺院に改めるべく 菅原道真公の起草を以って御願上表し奉つり 遂に貞観十八年西暦八七六年二月二十五日 清和天皇より大覚寺の寺号勅許を賜り 嵯峨天皇の御皇孫恒寂法親王を初代として開山の祖とせり 以来星霜幾たびも教えて寺運盛衰の運びあり 徳治二年西暦一三〇七年後宇多法皇御入山あって大覚寺の復興に心を致され寺観を整え今日の荘厳を見る 以来皇統より門主を迎え六十年ごとに嵯峨天皇宸翰の勅封般若心経を御開封し世の安寧を祈りつつ法灯連綿として今日に至れり また嵯峨天皇を流祖と仰ぐいけばな嵯峨御流の総司所としてその御教えを伝え 華と心経の寺として信仰を集む 本日茲に大覚寺寺号勅許千百五十年記念法会の勝縁に当たり九州第一教区下末寺浄侶並びに檀信徒集いて一座の法莚を開き歴代尊儀の宝前に報謝の誠を捧げんとす
伏して願わくは本尊聖者 当山鎮守諸大明神 並びに当山歴代尊儀当山安泰の本誓を還念し併せて全国大覚寺派末寺並びに檀信徒に擁護の眼を垂れ給わんことを
一天四海 風雨順次 五穀豊饒
万邦共栄 満山静謐 諸人快楽
乃至法界 平等利益
維時令和八年四月十三日
大本山大覚寺門跡
真言宗大覚寺派管長
大僧正 山川龍舟 敬白
- 13日 九州第一教区による写経奉納
- 13日 九州第一教区 法会の様子①
- 13日 九州第一教区 法会の様子②
- 13日 九州第一教区 慶讃文捧読
- 13日 九州第一教区 参列者の様子
- 13日 九州第一教区出仕者集合写真





