写経のお作法
一 写経用紙を広げ、合掌する。
用紙がずれないように置く。
二 呼吸を整え、心を鎮め、気分を落ち着かせる。
三 願意(お願い事)、郵便番号、住所、氏名、年齢を記入する。
お写経の前に、願意(お願い事)等を先に記入します。
郵便番号・住所は略さず記入してください。
年齢は、満年齢・数え年どちらでも結構です。
願意(お願い事)は「心願成就」「家内安全」「病気平癒」といった漢字四文字にこだわる必要はありません。
「〇〇できますように」「△△になりますように」などでも結構です。
願意(お願い事)を記入する。
四 心を込めて書写する。
用紙に印刷されている文字をなぞり、般若心経を書写します。
心を鎮め、ゆっくりと書写しましょう。
必ずしも一度に書き上げてしまう必要はありません。
(年月日は書き上げた日をお書きください。また、途中で中断する場合は、合掌して中座し、用紙が汚れないように保存してください)
写経用紙をなぞる。
五 願意(お願い事)を祈願する。
写経が終われば、合掌し、願意(お願い事)が成就するように念じながら、書写した般若心経をお唱えします。
(目を通すだけでも結構です)
六 お写経の功徳が広く世界に広がるよう想いを廻らす。
お唱えできる方は、廻向文をお唱えください。