「大覚寺展」の夜間開館が決定!!
会期後半(2/21以降)から実施
大覚寺展では、2月21日(金)以降の金曜日と土曜日、および2月23日(日・祝)は午後8時まで開館することとなりました。会期終盤は混雑が予想されますので、夜間開館もぜひご利用ください。
【夜間開館実施日】
2月21日(金)・2月22日(土)・2月23日(日・祝)
2月28日(金)・3月1日(土)
3月7日(金)・3月8日(土)
3月14日(金)・3月15日(土)
※上記開館日は午後8時まで開館(入館は閉館の30分前まで)
大覚寺展では、2月21日(金)以降の金曜日と土曜日、および2月23日(日・祝)は午後8時まで開館することとなりました。会期終盤は混雑が予想されますので、夜間開館もぜひご利用ください。
【夜間開館実施日】
2月21日(金)・2月22日(土)・2月23日(日・祝)
2月28日(金)・3月1日(土)
3月7日(金)・3月8日(土)
3月14日(金)・3月15日(土)
※上記開館日は午後8時まで開館(入館は閉館の30分前まで)
平安時代、都に疫病が蔓延したとき、嵯峨天皇は親交のあった弘法大師の勧めで般若心経を写されました。紺色の綾布に金泥でしたためられた宸翰は、今も大覚寺の勅封心経殿に納められ、大覚寺は「心経写経の根本道場」とされています。
また大覚寺には現存最古の庭池・大沢池があります。舟遊びの折、嵯峨天皇がほとりに咲く可憐な菊を手折り殿上の花瓶に挿されました。その姿が「天、地、人」三才の美しさを備えていたことに感動され、「後世花を生くるものは宜しく之を以って範とすべし」とおっしゃいました。これがいけばな嵯峨御流の始まりです。
特別展の開催を記念して、東京国立博物館で大覚寺ゆかりの写経、いけばなを体験いただける機会を設けました。心満ちる時間をお過ごしください。
また、絵画や彫刻、工芸など各分野の研究員が作品の見どころなどをお話しする連続講座も開催します。
開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画」関連イベント
写経体験「嵯峨天皇の祈り」~心の経をなぞる~
開催日 |
・2月 6日(木) 大覚寺教務担当執行 喜和田龍光 |
時間 |
13:00受付、講座は13:30~15:00 |
会場 |
東京国立博物館 平成館小講堂 |
参加費 |
1,500円(写経用紙、筆ペン付き。当日現金でお支払いいただきます) |
定員 |
各回15人 |
申込方法 |
詳細は大覚寺展公式ホームページで。 |
開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画」関連イベント
嵯峨御流いけばな体験
開催日 |
・2月 5日(水) 東京御流司所 |
時間 |
13:00受付、講座は13:30~15:00 |
会場 |
東京国立博物館 平成館小講堂 |
参加費 |
2,000円(当日現金でお支払いいただきます) |
定員 |
各回15人 |
申込方法 |
詳細は大覚寺展公式ホームページで。 |
東京国立博物館 連続講座「百花繚乱 大覚寺の名宝」
※本講座は必ず2日間ご参加できる方が対象です。
※受付時の混雑緩和のため、全座席を指定させていただきます。(当選されたお客様の座席はこちらで指定させていただきます。下記以外の個別のご希望と、決定後の座席変更にはお応えできませんので、あらかじめご了承ください)
※下記に該当する方は、申込フォームの通信欄にその旨をご記入ください。
・ヒアリングループ(磁気ループ)の利用をご希望の方
・車いすでの来場をご希望の方(付き添いの介護者の有無を明記してください)
※当選・落選いずれの場合でも、お知らせのメールをお送りしております。申込締切後2週間経過してもメールが届かない場合には、お手数ですが教育講座室までお問い合わせください。
※諸事情により中止になった場合は、東京国立博物館のホームページにてお知らせします。
日程 |
2月28日(金) ~ 3月1日(土) |
時間 |
13時15分~16時05分 |
会場 |
東京国立博物館 平成館大講堂 |
プログラム |
・2月28日(金) ・3月1日(土) |
定員 |
380名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選) |
参加費 |
無料(ただし初日の入館料は必要。なお2日目は初日にお渡しする受講資料でご入館いただけます。) |
申込方法 |
詳細は東京国立博物館のホームページで。 |
お問い合わせ |
03-3822-1111(代) 教育講座室 |
大覚寺寺号勅許(開創)1150年記念事業の一つである特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」が、東京国立博物館平成館において始まりました。1月21日から3月16日までの約2ヶ月間にわたって開催されます。
1月20日には展覧会に先立ち、報道内覧会と開眼法会、開会式が執り行われました。
まずは本展覧会のPR大使・音声ガイドナビゲーターを務められる、京都出身の俳優、吉岡里帆さんに登場いただき、一挙公開された重要文化財「牡丹図」の前で報道内覧会が開催されました。
続いて、平成館2階に展示された五大明王像を前に開眼法会を厳修。山川龍舟門跡猊下が導師を務め、本展覧会の無魔成満を祈願されました。
その後、高円宮妃久子殿下のご臨席を賜り、藤原誠東京国立博物館館長、老川祥一読売新聞グループ本社代表取締役会長をはじめ、関係者約100人が出席し、平成館1階ラウンジにおいて開会式が執り行われました。藤原館長、山川猊下、老川会長が主催者挨拶の後、高円宮妃久子殿下によるテープカットが行われ、大覚寺展が開幕となりました。開会式終了後は高円宮妃久子殿下に大覚寺展をご観覧いただきました。
また、開会式にはいけばな嵯峨御流が本展覧会の開式を祝う作品を挿花。辻井ミカ華務長と青野直甫華道企画推進室室長をはじめ、東京、東都、東京御流、東京公友会、埼玉、神奈川、横浜の7司所に所属する師範に協力いただき、開会式会場に大作が挿花されました。松や牡丹を使って障壁画をイメージし、天皇を象徴する桐竹鳳凰に見立てた作品が御所車にいけられました。作品は開幕初日の21日までラウンジに展示されました。
本展では、大覚寺が所蔵する国宝・重要文化財を含む貴重な文化財約100点が展示され、嵯峨天皇ゆかりの宸翰や仏画、障壁画などを通じて、大覚寺の歴史と文化を紹介しています。