薄緑NEWS

天皇皇后両陛下・愛子内親王殿下

東京国立博物館「大覚寺展」を御観覧

2月6日、天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下におかれては、東京・上野の東京国立博物館へ行幸啓を賜り、特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」を御鑑賞なされました。

今般の展示のために御貸出しいただいた御物「嵯峨天皇像」を始め、123面にも及ぶ華やかな障壁画、さらには大覚寺の様々な寺宝を一つ一つ熱心にご覧遊ばされました。

当日は、山川龍舟門跡猊下が東京国立博物館館長らと共にお出迎えさせていただき、堤大恵宗務総長も御観覧に同行させていただきました。

天皇陛下自ら愛子殿下に御説明なさるなど、御家族の睦まじい場面もあり、とても穏やかな時間をお過ごしになられました。

大覚寺として、とても栄誉なこと感謝申し上げる慶事でした。

「大覚寺展」特別イベント

写経体験・いけばな体験を開催

大覚寺寺号勅許(開創)1150年記念事業の一つ、東京国立博物館における特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」の開催を記念して、東京国立博物館内で『写経体験「嵯峨天皇の祈り」~心の経をなぞる~』全3回と『嵯峨御流いけばな体験』全5回が開催されています。

写経体験の1回目は2月6日に喜和田龍光教務部長、2回目は21日に尾池財務部長が講師を担当し開催されました。大覚寺の歴史を交えた法話にはじまり、写経の書き方の説明をして写経体験に移りました。スクリーンに映る五大明王像に向かって参加者全員が写経を行い、厳かな雰囲気で終了しました。最終回となる3回目は、3月14日に開催されます。

嵯峨御流いけばな体験は、2月5日に東京御流司所、9日に東京公友会司所、11日に東京司所、23日に埼玉司所が担当し開催されました。「全国いけばな体験リレー」の要領で流派の紹介や「景色いけ」パネルを展示し、嵯峨御流の七景の説明や風景を守る理念などを紹介しました。その後、参加者に盛花の右盛体または左盛体を体験していただきました。各回とも定員に達するお申込みをいただくなど、多くの方にいけばなを楽しんでいただきました。また、いけばな嵯峨御流を広く知っていただく機会を得て、各司所の活性化と新しい門人を獲得する活動となりました。最終回となる5回目は、3月11日に神奈川司所の担当で開催されます。

「大覚寺展」の夜間開館が決定!!

会期後半(2/21以降)から実施

大覚寺展では、2月21日(金)以降の金曜日と土曜日、および2月23日(日・祝)は午後8時まで開館することとなりました。会期終盤は混雑が予想されますので、夜間開館もぜひご利用ください。

【夜間開館実施日】
2月21日(金)・2月22日(土)・2月23日(日・祝)
2月28日(金)・3月1日(土)
3月7日(金)・3月8日(土)
3月14日(金)・3月15日(土)

※上記開館日は午後8時まで開館(入館は閉館の30分前まで)