2025年2月1日 | NEWS 1150
全国各司所で実施
大覚寺寺号勅許(開創)1150年記念事業の一つである「全国いけばな体験リレー」は、令和6年度からの2年間にわたって各司所が開催するいけばな体験を通して、嵯峨御流を広く知っていただき、各司所の活性化と入門者増を目的に、全国で順次実施されています。
令和6年11月・12月の実施司所は次の通り(司所名/開催場所/参加人数)です。
■11月2日
・京都華道会/枚方市立香陽小学校/30
・飛鳥/イオンモールKYOTO/35
・舞鶴/舞鶴高等専門学校/15
・泉佐野/茨木市立太田公民館/10
・岡山/岡山城天守前広場/23
・池田/つるぎ町就業改善センター/10
■11月3日
・甲陽/吹田市文化会館メイシアター/20
■11月8日
・橋立/与謝野町立山田小学校/65
■11月9日
・富山/かわらっこ育成クラブ/10
■11月16日
・池田/さぬき市天体望遠鏡博物館/10
■11月17日
・丹円/アスエルそのべ/11
・備中/倉敷市芸文館/26
・高知/弥右衛門ふれあいセンター/8
■11月23日
・池田/山城公民館/20
■11月24日
・石見/高浜自治会館/5
■11月27日
・北海道/札幌観光ブライダル・製菓専門学校/28
■12月1日
・北攝/明石市立勤労福祉会館サンライフ明石/12
■12月4日
・富山/富山大学高岡キャンパス/17
■12月7日
・泉佐野/茨木市立太田公民館/9
・播南/JA兵庫みらい緑が丘支店/23
■12月13日
・伊丹/茨木市立西河原小学校/25
■12月14日
・岐阜/司所員自宅/4
■12月15日
・茨木/阿武野コミュニティセンター/15
■12月27日
・福岡/三苫公民館/20
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11月2日 京都華道会司所のいけばな体験リレー
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11月2日 飛鳥司所のいけばな体験リレー
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11月2日 舞鶴司所のいけばな体験リレー
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11月2日 泉佐野司所のいけばな体験リレー
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11月2日 岡山司所のいけばな体験リレー
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11月2日 池田司所のいけばな体験リレー
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11月3日 甲陽司所のいけばな体験リレー
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11月8日 橋立司所のいけばな体験リレー
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11月9日 富山司所のいけばな体験リレー
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11月16日 池田司所のいけばな体験リレー
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11月17日 丹円司所のいけばな体験リレー
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11月17日 備中司所のいけばな体験リレー
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11月17日 高知司所のいけばな体験リレー
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11月23日 池田司所のいけばな体験リレー
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11月24日 石見司所のいけばな体験リレー
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11月27日 北海道司所のいけばな体験リレー
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12月1日 北攝司所のいけばな体験リレー
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12月4日 富山司所のいけばな体験リレー
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12月7日 泉佐野司所のいけばな体験リレー
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12月7日 播南司所のいけばな体験リレー
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12月13日 伊丹司所のいけばな体験リレー
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12月14日 岐阜司所のいけばな体験リレー
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12月15日 茨木司所のいけばな体験リレー
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12月27日 福岡司所のいけばな体験リレー
2025年1月21日 | NEWS 1150, 薄緑NEWS
写経体験やいけばな体験など
平安時代、都に疫病が蔓延したとき、嵯峨天皇は親交のあった弘法大師の勧めで般若心経を写されました。紺色の綾布に金泥でしたためられた宸翰は、今も大覚寺の勅封心経殿に納められ、大覚寺は「心経写経の根本道場」とされています。
また大覚寺には現存最古の庭池・大沢池があります。舟遊びの折、嵯峨天皇がほとりに咲く可憐な菊を手折り殿上の花瓶に挿されました。その姿が「天、地、人」三才の美しさを備えていたことに感動され、「後世花を生くるものは宜しく之を以って範とすべし」とおっしゃいました。これがいけばな嵯峨御流の始まりです。
特別展の開催を記念して、東京国立博物館で大覚寺ゆかりの写経、いけばなを体験いただける機会を設けました。心満ちる時間をお過ごしください。
また、絵画や彫刻、工芸など各分野の研究員が作品の見どころなどをお話しする連続講座も開催します。
開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画」関連イベント
写経体験「嵯峨天皇の祈り」~心の経をなぞる~
| 開催日 |
・2月 6日(木) 大覚寺教務担当執行 喜和田龍光 ・2月21日(金) 大覚寺財務担当執行 尾池泰隆 ・3月14日(金) 大覚寺教務担当執行 喜和田龍光
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| 時間 |
13:00受付、講座は13:30~15:00
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| 会場 |
東京国立博物館 平成館小講堂
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| 参加費 |
1,500円(写経用紙、筆ペン付き。当日現金でお支払いいただきます) ※別途、開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画」の観覧チケットが必要です。
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| 定員 |
各回15人 ※先着順。定員に達し次第締め切ります。 ※各回とも定員に達しました。お申し込みありがとうございました。
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| 申込方法 |
詳細は大覚寺展公式ホームページで。
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開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画」関連イベント
嵯峨御流いけばな体験
| 開催日 |
・2月 5日(水) 東京御流司所 ・2月 9日(日) 東京公友会司所 ・2月11日(火・祝) 東京司所 ・2月23日(日・祝) 埼玉司所 ・3月11日(火) 神奈川司所 ※開催日によって制作するいけばなは異なります。完成した作品はお持ち帰りいただけます。
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| 時間 |
13:00受付、講座は13:30~15:00
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| 会場 |
東京国立博物館 平成館小講堂
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| 参加費 |
2,000円(当日現金でお支払いいただきます) ※別途、開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画」の観覧チケットが必要です。
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| 定員 |
各回15人 ※先着順。定員に達し次第締め切ります。 ※各回とも定員に達しました。お申し込みありがとうございました。
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| 申込方法 |
詳細は大覚寺展公式ホームページで。
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東京国立博物館 連続講座「百花繚乱 大覚寺の名宝」
※本講座は必ず2日間ご参加できる方が対象です。
※受付時の混雑緩和のため、全座席を指定させていただきます。(当選されたお客様の座席はこちらで指定させていただきます。下記以外の個別のご希望と、決定後の座席変更にはお応えできませんので、あらかじめご了承ください)
※下記に該当する方は、申込フォームの通信欄にその旨をご記入ください。
・ヒアリングループ(磁気ループ)の利用をご希望の方
・車いすでの来場をご希望の方(付き添いの介護者の有無を明記してください)
※当選・落選いずれの場合でも、お知らせのメールをお送りしております。申込締切後2週間経過してもメールが届かない場合には、お手数ですが教育講座室までお問い合わせください。
※諸事情により中止になった場合は、東京国立博物館のホームページにてお知らせします。
| 日程 |
2月28日(金) ~ 3月1日(土)
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| 時間 |
13時15分~16時05分 ※開場は12時45分を予定。特別展開催期間中は券売所等が混み合うことがございますので、お時間に余裕をもってお越しください。
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| 会場 |
東京国立博物館 平成館大講堂
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| プログラム |
・2月28日(金) 13時15分~13時20分 ごあいさつ 喜和田龍光(大覚寺教務担当執行) 13時30分~13時50分 第1講 「華と心経の寺の1200年―大覚寺の歴史」 講師:金井裕子(東京国立博物館 教育講座室長) 13時50分~14時20分 第2講「仏師明円と大覚寺五大明王像」 講師:増田政史(東京国立博物館 特別展室研究員) ㅤㅤ ――― 休憩(15分)――― 14時35分~15時05分 第3講 「大覚寺中興の祖 後宇多天皇の三つの肖像」 講師:土屋貴裕(東京国立博物館 絵画・彫刻室長) 15時05分~15時35分 第4講 「密法を伝える書 大覚寺の後宇多天皇宸翰」 講師:樋笠逸人(奈良国立博物館 美術室研究員) 15時35分~16時05分 第5講 「『薄緑/膝丸』『鬼切丸/髭切』にみる日本刀の特質」 講師:佐藤寛介(東京国立博物館 特別展室長)
・3月1日(土) 13時15分~13時45分 第6講 「正寝殿の剣璽間の由緒」 講師:猪熊兼樹(東京国立博物館 工芸室長) 13時45分~14時15分 第7講 「帳台構の桐竹蒔絵」 講師:福島修(東京国立博物館 特別展室主任研究員) ――― 休憩(15分)――― 14時30分~15時00分 第8講 「大覚寺の飾金具」 講師:清水健(東京国立博物館 工芸室主任研究員) 15時00分~15時30分 第9講 「宸殿・正寝殿の障壁画の謎」 講師:金井裕子(東京国立博物館 教育講座室長) 15時30分~16時05分 事前質問への回答ほか 金井裕子、増田政史
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| 定員 |
380名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選) ・キャンセル待ち等、当日受付はございません ・当選者には、当選メールをお送りした後、座席番号を明記した通知ハガキ(受講券)を発送いたします ・受講券1枚で、当選されたご本人に限り有効です(譲渡不可)
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| 参加費 |
無料(ただし初日の入館料は必要。なお2日目は初日にお渡しする受講資料でご入館いただけます。)
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| 申込方法 |
詳細は東京国立博物館のホームページで。 2024年12月24日(火)~2025年1月26日(日)
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| お問い合わせ |
03-3822-1111(代) 教育講座室
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2025年1月21日 | NEWS 1150, 薄緑NEWS
開会式に高円宮妃殿下ご臨席賜る
大覚寺寺号勅許(開創)1150年記念事業の一つである特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」が、東京国立博物館平成館において始まりました。1月21日から3月16日までの約2ヶ月間にわたって開催されます。
1月20日には展覧会に先立ち、報道内覧会と開眼法会、開会式が執り行われました。
まずは本展覧会のPR大使・音声ガイドナビゲーターを務められる、京都出身の俳優、吉岡里帆さんに登場いただき、一挙公開された重要文化財「牡丹図」の前で報道内覧会が開催されました。
続いて、平成館2階に展示された五大明王像を前に開眼法会を厳修。山川龍舟門跡猊下が導師を務め、本展覧会の無魔成満を祈願されました。
その後、高円宮妃久子殿下のご臨席を賜り、藤原誠東京国立博物館館長、老川祥一読売新聞グループ本社代表取締役会長をはじめ、関係者約100人が出席し、平成館1階ラウンジにおいて開会式が執り行われました。藤原館長、山川猊下、老川会長が主催者挨拶の後、高円宮妃久子殿下によるテープカットが行われ、大覚寺展が開幕となりました。開会式終了後は高円宮妃久子殿下に大覚寺展をご観覧いただきました。
また、開会式にはいけばな嵯峨御流が本展覧会の開式を祝う作品を挿花。辻井ミカ華務長と青野直甫華道企画推進室室長をはじめ、東京、東都、東京御流、東京公友会、埼玉、神奈川、横浜の7司所に所属する師範に協力いただき、開会式会場に大作が挿花されました。松や牡丹を使って障壁画をイメージし、天皇を象徴する桐竹鳳凰に見立てた作品が御所車にいけられました。作品は開幕初日の21日までラウンジに展示されました。
本展では、大覚寺が所蔵する国宝・重要文化財を含む貴重な文化財約100点が展示され、嵯峨天皇ゆかりの宸翰や仏画、障壁画などを通じて、大覚寺の歴史と文化を紹介しています。
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高円宮妃久子殿下のテープカット
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PR大使の吉岡里帆さん
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五大明王前で厳修された開眼法会
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主催者挨拶をされる山川猊下
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開会式会場に挿花されたいけばな嵯峨御流の作品
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一挙公開された宸殿の障壁画