2026年6月1日 | NEWS 1150
菅原道真公慶讃法会厳修【福岡教区】
4月14日の記念法会三座目には北野天満宮橘重史権宮司ご臨席の中、山川猊下を御導師に福岡教区による「菅原道真公慶讃法会」が奉修されました。法会は伝供、散華・対揚、理趣経、慶讃文、後讃、廻向、般若心経、諸真言、称名礼の次第にて執り行われました。
寺号勅許千百五十年記念法会
菅原道真公慶讃法会 慶讃文
謹み敬って真言教主大日如来両部海会諸尊聖衆 殊には心経殿に安置し奉る嵯峨天皇宸翰勅封般若心経 薬師如来 本尊五大明王 別しては高祖弘法大師 三国伝灯諸大阿闍梨耶 大覚寺鎮守五社明神 総じては尽空法界一切三宝の境界に白して曰さく
伏して惟みるに 大本山大覚寺は弘仁の昔 嵯峨天皇が離宮を嵯峨院に定め給い 弘法大師を請じて 院内に五大明王を祀り 護国利民を祈念し給う
今茲に大覚寺の歴史を惟みるに 貞観十八年 淳和太后 御願上表の砌 奏請の文を上奏 清和天皇より「太后の御願の通り、額を賜い大覚寺と称す。天下に頒行せよ。」と詔勅を賜り 仙宮を改め精舎となし給ひ 皇子恒寂入道親王を迎えて開祖となして鎮護国家の霊域と定め給ふ
爾来 一千百有余年の間 畏くも法皇法親王相踵いで 法統を継がせられし名刹なり
殊に奏請の文の起草文を著したるが 菅原道真公なり 菅原道真公と者 稀代の漢詩人 学者 政治家にして 殊に中臣として名高く 宇多帝 醍醐帝に仕え 右大臣となり給う
大覚寺創建の砌 菅公は俗別当となる その功大にして 大沢池北側の島に 天満宮を奉安し 天神島と名付けられる
茲に 寺号勅許 開創一一五〇年の勝縁を迎え 道真公の恩に報いんが為 北野天満宮 諸大徳各位のご来臨を賜り 真言宗大覚寺派福岡教区浄侶を屈請して 理趣般若の法会を厳修し奉る
仰ぎ願わくは 法会の功徳によって菅公の威光益々倍増し なお以って 衆生を利益し続け給え
重ねて乞う
玉体安穏 宝祚無窮 風雨順時
五穀豊穣 世界平和 万民豊楽
伽藍安穏 山内静謐
殊には 福岡教区檀信徒 各家家内安全
無病息災 如意円満 乃至法界
平等利益
維時令和八年四月十四日
大本山大覚寺門跡
真言宗大覚寺派管長
山川龍舟 謹白
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14日 福岡教区による天神社お参り
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14日 福岡教区 法会の様子
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14日 福岡教区 慶讃文捧読
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14日 北野天満宮さまによるご焼香
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14日 福岡教区出仕者集合写真
2026年6月1日 | NEWS 1150
歴代門跡慶讃法会厳修【九州第一教区】
4月12日の嵯峨天皇奉献大華道祭にて、近畿教区出仕による「嵯峨天皇奉献華法会」(開白)に続いて、13日より19日(結願)まで、大覚寺派各教区、青年教師会による記念法会が奉修されました。
※4月12日の法会については、5月に掲載させていただきました。
4月13日の記念法会二座目には山川龍舟猊下を御導師に九州第一教区による「歴代門跡慶讃法会」が奉修されました。まず法会に先立ち写経奉納式が行われ、三千五百二十八巻の写経が奉納され、法会は散華・対揚、慶讃文、観音経、般若心経、諸真言、廻向の次第にて執り行われました。
寺号勅許千百五十年記念法会
歴代門跡慶讃法会 願文
謹み敬て真言教主大日如来両部界会諸尊聖衆 殊には御本尊五大明王 当山鎮守五社明神 御始祖嵯峨天皇 弘法大師遍照金剛 三国伝灯諸大阿闍梨耶 当山歴代諸尊儀 総じては仏眼所照一切三宝の境界に白して言さく
伏して惟るに 大覚寺は今を去る壱千二百年の昔 嵯峨天皇の離宮として建立せられたる弘法大師との御交流深き古刹なり 嵯峨天皇の皇女にして淳和天皇の皇后正子内親王は 仏縁深き嵯峨離宮を寺院に改めるべく 菅原道真公の起草を以って御願上表し奉つり 遂に貞観十八年西暦八七六年二月二十五日 清和天皇より大覚寺の寺号勅許を賜り 嵯峨天皇の御皇孫恒寂法親王を初代として開山の祖とせり 以来星霜幾たびも教えて寺運盛衰の運びあり 徳治二年西暦一三〇七年後宇多法皇御入山あって大覚寺の復興に心を致され寺観を整え今日の荘厳を見る 以来皇統より門主を迎え六十年ごとに嵯峨天皇宸翰の勅封般若心経を御開封し世の安寧を祈りつつ法灯連綿として今日に至れり また嵯峨天皇を流祖と仰ぐいけばな嵯峨御流の総司所としてその御教えを伝え 華と心経の寺として信仰を集む 本日茲に大覚寺寺号勅許千百五十年記念法会の勝縁に当たり九州第一教区下末寺浄侶並びに檀信徒集いて一座の法莚を開き歴代尊儀の宝前に報謝の誠を捧げんとす
伏して願わくは本尊聖者 当山鎮守諸大明神 並びに当山歴代尊儀当山安泰の本誓を還念し併せて全国大覚寺派末寺並びに檀信徒に擁護の眼を垂れ給わんことを
一天四海 風雨順次 五穀豊饒
万邦共栄 満山静謐 諸人快楽
乃至法界 平等利益
維時令和八年四月十三日
大本山大覚寺門跡
真言宗大覚寺派管長
大僧正 山川龍舟 敬白
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13日 九州第一教区による写経奉納
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13日 九州第一教区 法会の様子①
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13日 九州第一教区 法会の様子②
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13日 九州第一教区 慶讃文捧読
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13日 九州第一教区 参列者の様子
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13日 九州第一教区出仕者集合写真
2026年5月1日 | NEWS 1150
嵯峨天皇奉献華法会厳修【近畿教区】
嵯峨天皇奉献大華道祭に引き続き寺号勅許千百五十年記念法会が4月12日より奉修されました。12日の開白座では高円宮妃殿下のご臨席を賜り、山川龍舟門跡猊下を御導師に近畿教区・奈良司所・京都司所・平安司所・京都華道会司所・飛鳥司所・嵯峨睦司所会・宇治司所・庭湖会による「嵯峨天皇奉献華法会」が奉修され、奠供[供華]、散華・対揚[花手前、献華、献菓、献茶]、佛眼咒、慶讃文、願文、諸真言、後讃、廻向、御法楽、普廻向の次第にて執り行われました。
寺号勅許千百五十年記念法会
嵯峨天皇奉献華法会 慶讃文
謹み敬て蓮華蔵世界教主摩訶毘盧遮那仏 両部海会諸尊聖衆 殊には当山本尊五大明王を始め 嵯峨天皇尊儀 高祖大師遍照金剛 開山恒寂入道親王尊儀 五社大明神等 尽空法界一切三宝の境界に言して白さく
夫れ伏して惟みれば 堂塔伽藍を建立するは仏法久住の勝計なり 仏陀教法の使命とする処は 衆生心海の昏夜を照らし 其の苦障厄難を抜済するにあり 果たして然らば 造塔建寺の盛挙たるや 人間浄業中の浄業と称するも 毫か過言に非ざる也
故に天竺の須達長者は祇園精舎を建て 頻婆沙羅王は竹林蘭若を構へて 釈迦牟尼世尊に供養す 唐土の文帝は霊感を築き 青龍の密印を長安に宣ぶ 彼の浄行は日域に於いても亦同じく 歴代の皇帝后妃東宮親王 仏塔僧舎を修建して 自他現当の福徳を充つ 爰に皇洛の西 嵯峨野に一の仙洞あり 蓋し是れ 弘仁の聖帝 往に経始し給うの勝地なり 春花秋葉 陰陽の躰 造化 妙を尽くし 清友延年の粧ひ 眼に感ずる 正に青山白水の雅境と称すべきを乎
淳和太后 皇考の遺恩に謝せんが為 終焉の此の地を護らんが為 彼の宮を道場と為し 大覚と称することを願ひ給ふ 太后の御願に随ひ 貞観十八年 勅額を賜りて大覚寺と号す也
開山恒寂入道親王尊儀は 蓋し是れ嵯峨天皇の皇孫にして 刹利十善の宮を出でて 金剛瑜伽の門に入る 聡明穎悟 群を抜き 念誦修観儔を絶つ 法雨の徳は峯巒よりも高く 綜芸の業は松柏よりも茂し
爾来幾星霜 人移り物変わると雖も 五智の法水洋々として庭湖に湛え 舎那の慈光赫々として 峨峯に輝く 忝くも余暉を仰ぎ 遺沢に浴する輩 誰か報恩の精誠を抽んで不らん乎 今茲に寺号勅許一千百五十年に当たり 宝前に百花を献じ香茶珍饌を奠ず 末学貧道たる吾等 般若妙典を転読し秘密神咒を諷誦し奉り 微衷の赤誠を捧げて勝縁の値遇を喜ぶ
冀くは 見聞の道俗悉く菩提心を培養して 以て恩徳に答え奉り 等しく密厳の浄刹に登らんことを
重ねて乞う
国家安穏 万邦協和 風雨順時 五穀豊穣
伽藍静謐 興隆仏法 乃至法界 平等利益
維時令和八年四月十二日
大本山大覚寺門跡
真言宗大覚寺派管長
山川龍舟 敬白
なお、記念法会は19日まで奉修されました。法会内容は次の通り。
詳しくは、6月に掲載させていただきます。
| 12日/開白座 |
「嵯峨天皇奉献華法会」 |
近畿教区 |
| 13日 |
「歴代門跡慶讃法会」 |
九州第一教区 |
| 14日 |
「菅原道真公慶讃法会」 |
福岡教区 |
| 15日 |
「清和天皇慶讃法会」 |
中国教区 |
| 16日 |
「淳和天皇太后慶讃法会」 |
徳島教区 |
| 17日 |
「勅封心経慶讃法会」 |
関東教区 |
| 18日 |
「有縁尊霊精霊(物故師範)供養法会」 |
青年教師会 |
| 19日/結願座 |
「恒寂親王慶讃法会」 |
四国第一教区 |
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12日 近畿教区 進列の様子
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12日 修法される山川猊下
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12日 花手前の様子
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12日 近畿教区 教区長による慶讃文捧読
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12日 近畿教区 出仕者焼香
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12日 近畿教区出仕者集合写真