戊戌だより

「新嵯峨野物語」第十二話紹介

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「新嵯峨野物語」第十二話が、月刊「嵯峨」3月号に掲載されました。

冒頭一部をご紹介致します。

弘仁二年(八一一)正月です。

まだ政変があってからそれほど時も経っていないということもありましたから、治国ということではいろいろと目が行き届かないこともありました。そんな嵯峨帝に、早速のしかかってきたのは陸奥との紛争でした。祖霊光仁、桓武両天皇の時代から朝廷を苦しめ続けていた蝦夷との抗争は、武将坂上田村麻呂の努力で鎮圧されてから、長いこと静かになっていたはずだったのですが、また息を吹き返してきているというのです。

 

続きは月刊「嵯峨」3月号にて掲載しております。

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