2025年1月1日 | NEWS 1150, 薄緑NEWS
写経体験「嵯峨天皇の祈り」開催
大覚寺寺号勅許(開創)1150年記念事業の一つである東京国立博物館における特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」の開催に先立ち、よみうりカルチャー大手町スクールで、展覧会の見どころと大覚寺、いけばな嵯峨御流の事前理解を深める公開講座が実施されました。
5回目の最終回は11月30日、写経体験「嵯峨天皇の祈り」~心の経をなぞる~と題して喜和田龍光教務部長が講師を担当しました。
はじめに大覚寺の歴史を交えた法話。次に写経の書き方の説明をして写経体験に移りました。スクリーンに映る五大明王像に向かって参加者全員が写経を行い、厳かな雰囲気で終了しました。
-
-
法話をする喜和田教務部長①
-
-
法話をする喜和田教務部長②
2024年12月1日 | NEWS 1150
全国各司所で実施
大覚寺寺号勅許(開創)1150年記念事業の一つである「全国いけばな体験リレー」は、令和6年度からの2年間にわたって各司所が開催するいけばな体験を通して、嵯峨御流を広く知っていただき、各司所の活性化と入門者増を目的に、全国で順次実施されています。
令和6年9月・10月の実施司所は次の通り(司所名/開催場所/参加人数)です。
■9月7日
・泉佐野/茨木市立太田公民館/8
■9月8日
・紀和/橋本市教育文化会館/30
■9月20日
・弘友会/豊中市緑丘会館/16
■9月22日
・富山/おおてらハウス/27
・東予/SAIJO BASE/44
■9月28日
・東京御流/千葉市花見川いきいきプラザ/7
・但馬/福住地区コミュニティセンター/5
■9月29日
・京都/ふれあい町家 蓮Ren/9
■10月5日
・三重/鈴鹿ハンターショッピングセンター/24
・京都華道会/枚方市立香里小学校/30
・泉佐野/茨木市立太田公民館/10
・姫路/姫路城西御屋敷跡庭園 好古園/18
■10月6日
・三重/鈴鹿ハンターショッピングセンター/24
■10月11日
・飛鳥/クリエイティブコモンズ NISHIJIN/21
■10月12日
・姫路/Localprime / Travel Lab/9
■10月14日
・岐阜/金谷寺/18
■10月20日
・富山/氷見市布勢地域活性化センター/20
■10月21日
・石見/渡津地域コミュニティ交流センター/9
■10月24日
・丹波/嶺樹院/28
■10月26日
・伊丹/伊丹市立演劇ホール/9
・但馬/福住地区コミュニティセンター/5
-
-
9月7日 泉佐野司所のいけばな体験リレー
-
-
9月8日 紀和司所のいけばな体験リレー
-
-
9月20日 弘友会司所のいけばな体験リレー
-
-
9月22日 富山司所のいけばな体験リレー
-
-
9月22日 東予司所のいけばな体験リレー
-
-
9月28日 但馬司所のいけばな体験リレー
-
-
9月28日 東京御流司所のいけばな体験リレー
-
-
9月29日 京都司所のいけばな体験リレー
-
-
10月5日・6日 三重司所のいけばな体験リレー
-
-
10月5日 京都華道会司所のいけばな体験リレー
-
-
10月5日 泉佐野司所のいけばな体験リレー
-
-
10月5日 姫路司所のいけばな体験リレー
-
-
10月11日 飛鳥司所のいけばな体験リレー
-
-
10月12日 姫路司所のいけばな体験リレー
-
-
10月14日 岐阜司所のいけばな体験リレー
-
-
10月20日 富山司所のいけばな体験リレー
-
-
10月21日 石見司所のいけばな体験リレー
-
-
10月24日 丹波司所のいけばな体験リレー
-
-
10月26日 伊丹司所のいけばな体験リレー
-
-
10月26日 但馬司所のいけばな体験リレー
2024年11月5日 | NEWS 1150, 薄緑NEWS
京都以外で初めてそろって展示
大覚寺寺号勅許(開創)1150年記念事業として、来たる令和8年(2026)に開創1150年を迎えるのに先立ち、令和7年(2025)に東京国立博物館にて特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」を開催します。
清和源氏に代々継承された「兄弟刀」と伝えられる、大覚寺蔵「太刀 銘 □忠(名物 薄緑〈膝丸〉)」と、北野天満宮蔵「太刀 銘 安綱(名物 鬼切丸〈髭切〉)」(いずれも重要文化財)を京都以外では初めて、そろって展示することが決定しました。
「太刀 銘 □忠(名物 薄緑〈膝丸〉)」と「太刀 銘 安綱(名物 鬼切丸〈髭切〉)」は、平安時代中期(10世紀)、清和源氏の祖・源経基の嫡男である源満仲が、勅宣により天下守護の太刀を求め、異国からきた刀工が八幡神の加護を受けてつくりあげたと伝えられています。その後は、その時々に起きた霊異譚によって名を変えながら、所持者を勝利に導く存在として源氏に代々受け継がれました。
大覚寺は平安時代前期に離宮から寺院となりますが、その際、菅原道真(菅公)が尽力したことが記録に残っています。そのため、境内には菅公を祀る社があり、北野天満宮と長年にわたり交流を続けていることから、このたびの展示が叶いました。
本展では、この「太刀 銘 □忠(名物 薄緑〈膝丸〉)」と「太刀 銘 安綱(名物 鬼切丸〈髭切〉)」を東京では初めて、同一のケース内で展示します。
-
-
「薄緑〈膝丸〉」「鬼切丸〈髭切〉」※イメージ図