“嵯峨天皇のいけばな”開催
大覚寺寺号勅許(開創)1150年記念事業の一つである東京国立博物館における特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」の開催に先立ち、よみうりカルチャー大手町スクールで、この展覧会の見どころと大覚寺、いけばな嵯峨御流の事前理解を深める公開講座が実施されています。
4回目の今回は10月6日、「嵯峨天皇のいけばな」と題して辻井華務長が講師を担当しました。
はじめに「自然への畏敬の念と草木を愛しむ嵯峨天皇の大御心」をテーマに講演。続くデモンストレーションでは「深山の景」と「庭湖の景」、「野辺の景」、龍頭鷁首舟の花器を使った作品を挿花し、雅な大覚寺の風景を表現しました。
次回は、写経体験「嵯峨天皇の祈り」~心の経をなぞる~をテーマに、11月30日に開催されます。
- 「自然への畏敬の念と草木を愛しむ嵯峨天皇の大御心」をテーマに講演する辻井華務長①
- 「自然への畏敬の念と草木を愛しむ嵯峨天皇の大御心」をテーマに講演する辻井華務長②
- 「野辺の景」を挿花する辻井華務長
- 「龍頭鷁首舟の花器を使った生花」を挿花する辻井華務長
- デモンストレーション「雅な大覚寺の風景」