2016年6月28日 | 戊戌だより
《 京都嵯峨芸術大学の協力により推進 》
大覚寺が経営母体として誕生した「京都嵯峨芸術大学」は、現在も大覚寺と強い結びつきがございます。京都嵯峨芸術大学には日本画、西洋画、彫刻などの芸術分野をはじめ、コミックアートや観光デザイン、アニメーションなどの広い分野の専門家の先生方による明日の芸術、美術界を担ってくれる若い世代の教育が日々行われております。
その中で、この度の『蓮華殿』の天井を彩る「華曼荼羅」をお描きくださるのが、京都嵯峨芸術大学・名誉教授であり、造形の日本画分野にてご活躍の箱崎睦昌先生監修のもと仲政明教授、大沼憲昭教授を中心として大学教育に携わっていただいた先生、卒業生の方々及び在校生です。もちろん、一枚一枚が手描きによる作品となります。制作日数も相当なものになると予想されますが、ご奉納くださいました方々には、どうぞ楽しみに完成をお待ちいただきたいと存じます。『蓮華殿』の建築が完了し、華曼荼羅が設置された暁には、関係の皆さま方と共に『蓮華殿』が落慶式を挙行させていただきたいと考えております。
2016年6月28日 | 戊戌だより
「新嵯峨野物語」の好評連載中
記念出版事業の一つとして、月刊『嵯峨』にて好評連載中の「新嵯峨野物語」は、ついに主人公の嵯峨天皇さまが本格的に登場。これに伴いまして、サブタイトルも「嵯峨王朝史」と改まり、物語も佳境へと突入してまいります。京都嵯峨芸術大学の客員教授であられる藤川圭介先生による「新嵯峨野物語」を引き続きお楽しみください。

2016年6月28日 | 戊戌だより
以前にお知らせしました各項につき、経過をお知らせいたしておきます。
《 ご法縁結び式 》

平成三十年の戊戌開封法会の期間に、全国の大覚寺派末寺檀信徒の方々・いけばな嵯峨御流門人の方々、さらに全国からの参拝者をお迎え申し上げるために試行いたしております「仏さまとのご法縁結び式」は、平成二十七年八月二十八、二十九日に京都市観光協会さまご協力のもと、百名のご参加を得て実施させていただきました。結果は、たいへん好評であり、第二弾として平成二十八年二月十二、十三日にも開催させていただきました。さらに工夫を重ねて、檀信徒の方々にお悦びいただけるものにいたしてまいりたいと思います。その折には、皆さまのご参加をお待ち申し上げております。
《 勧募用御写経への授与品 》
戊戌記念事業推進委員会における勧募分科会などで教区長、副教区長の方々から要望のありました勧募用御写経用紙につきましては、既報のように製作させていただいております。必要な枚数をお申し出いただければ、いつでもお届け申し上げます。
なお、この勧募用御写経は、通常の寺院写経・華供養写経の巻数には加算いたしませんことを、あらためてご承知おきいただきたく存じます。
また、巻数に加算しないとはいえ、檀信徒の方々、門人の方々がお写経をお勤めされることに対する何かしらの授与品をご希望の声もございましたので、すでに二月号寺報にてお知らせいたしましたが、勧募用御写経を奉納された記念の証として「結縁守護」御守を頒布することとなりました。手元に残る記念品として、檀信徒の方々や華道門人をはじめ、御写経なされた方への授与品としてご活用いただけたら幸いです。お問い合わせは戊戌事務局までお申し出ください。

一体二〇〇円 紺紙金字 (縦八×横五.五)