2022年7月1日 | NEWS 1150
試掘調査始まる
大覚寺寺号勅許(開創)1150年記念事業実行委員会の第2回事業委員会で、既報の如く、天神島北橋(仮称)の工法試案が決定されたことから、6月16日、17日の両日、京都市文化財保護課による両岸橋台部分の試掘調査が行われました。
平成11年から数年にわたり、国の溜池等整備工事と利活用保全工事として、大沢池の護岸工事が行われていることから、改修された護岸周辺では埋蔵文化財が出土する可能性は低いが、天神島法面が形成された年代などを明らかにするための調査が行われました。
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京都市文化財保護課による試掘調査
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試掘箇所A
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試掘箇所B
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試掘箇所C
2022年5月1日 | NEWS 1150
「シン・日本をいける」をテーマに
令和4年度嵯峨天皇奉献華道祭が4月8日から10日までの3日間、「シン・日本をいける」をテーマに開催されました。
「シン・日本をいける」は、大覚寺寺号勅許(開創)1150年記念事業のいけばな嵯峨御流活性化施策の一つのテーマとしており、「シン」の意味は、新・真・心・信・進・sympathyのsym…等、今の時を未来の世界へ繋いでいく、生きるための行動理念「シン」を伝えていくことを表しています。
昨年に引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止のため、規模を縮小しての開催となりましたが、3年ぶりに各司所挿花による司所席が設置され、五大堂観月台ではお茶席も催されました。
最終日には、尾池泰道門跡猊下導師のもと、奈良、京都、平安、京都華道会、飛鳥、嵯峨睦会、宇治司所の出仕により、心経前殿において嵯峨天皇奉献華法会が厳修されました。
この献華法会の様子はYouTubeでライブ中継され、参拝することができなかった方にもご覧いただきました。
またこの度は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、世界平和と安全を祈る作品が式台玄関に挿花されました。
3日間とも天候にも恵まれ、桜吹雪が舞う中、多くの方が華道祭を楽しんでおられました。
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嵯峨天皇奉献華法会
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奉献華法会の花手前
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宸殿の華席
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嵯峨寮の華席
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学院2階の司所席
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世界平和と安全を祈る作品
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大沢池の龍頭舟
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観月台での立礼席