明智門 保存修理工事経過報告(H28.9.8)
明智門の保存修理工事の経過報告です。
基礎部分の腐食に関連し、ジャッキアップし、床下をめくってみると地下水浸入による地盤沈下が確認されました。
つきましては、地盤整備も含めて、修理業者(甍技塾 徳舛瓦店有限会社)と検討を進めております。
明智門の保存修理工事の経過報告です。
基礎部分の腐食に関連し、ジャッキアップし、床下をめくってみると地下水浸入による地盤沈下が確認されました。
つきましては、地盤整備も含めて、修理業者(甍技塾 徳舛瓦店有限会社)と検討を進めております。
「新嵯峨野物語」第十八話が、月刊「嵯峨」9月号に掲載されました。
冒頭一部をご紹介致します。
第十八話 「一帝二太上天皇誕生」
弘仁十四年(八二三)四月には、皇統を譲位された淳和帝は即位に向けて動き出していましたが、譲位した嵯峨上皇も慌ただしく動いていらっしゃいました。かつて退位された平城天皇が落ち着き先を失ってしまったためにあちこち動き回り、やがて旧都の平城宮へ戻ることになるのですが、結局薬子の変などという騒乱を引き起こすきっかけとなってしまいました。そんな苦い体験をしたことのある嵯峨は、速やかに宮中を出て冷然院へ移られ、院司には安倍安仁を指名して管理を任せると、運び込まれたおびただしい貴重な典籍と共に新たな暮らしを始められたのでした。ところがそれで、すっかり落ち着いた暮らしが約束されたわけではありません。これまで関わりのあった者たちがご機嫌伺いに現れるのです。それがあまり続くので、その応接に忙しない時を過ごさざるを得ない状態でした。
続きは月刊「嵯峨」9月号にて掲載しております。
月刊「嵯峨」の詳細はこちらから。
本日の蓮華殿です。
建築審査も無事に通過し、いよいよ最終段階です。