結縁日記

「大覚寺所蔵文化財保存修復事業」ご寄進御礼

太刀『薄緑(膝丸)』結縁プロジェクトへの勧進は、予想を超えるご協力を賜り誠にありがとうございました。

お蔭をもちまして「薄緑(膝丸)」の修復をスタートすることができました。

ご寄進いただいた浄財は「薄緑(膝丸)」の修復をはじめ、刀剣類、仏像・仏画、障壁画などの大覚寺が所蔵する文化財修復のため活用させていただきます。

修復に関わる「大覚寺所蔵文化財保存修復事業」の収支は当ホームページにて、改めてご報告いたします。

「薄緑(膝丸)」修復はじまる

5月26日、梅雨入り前の薄曇りのなか、京都国立博物館 学芸部 末兼俊彦主任研究員によるご指導のもと、「薄緑(膝丸)」は厳重に美術梱包され、寄託先の京都国立博物館を出発しました。

これから、いよいよ刀箱や鞘、鎺(はばき)などの制作が始まります。


末兼俊彦主任研究員と刀剣の梱包。箱や詰め物にいたるまで、ミリ単位で微調整。


修復にむけて京博を出発!いざ、行って参る。