戊戌だより

『蓮華殿』天井絵 「華曼荼羅」 残すところあとわずか!

戊戌開封法会記念事業にご理解とご協力を賜り、ありがとうございます。
現在、宝塔横に建設中の蓮華殿につきましては、8月末の完成に向けて工事も順調に進んでおります。

この度、この蓮華殿の天井絵『華曼荼羅』のご奉納を募集致しましたところ、
たくさんのご寄進を頂戴し、ありがとうございます。

おかげをもちまして、30万円枠の天井絵は定数のお申込みを頂きました為、締切とさせていただきます。
100万円枠の天井絵も残すところあと数枚となっております。
もしご奉納頂ける方がございましたら、お早めにご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。

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今般『蓮華殿』の天井を彩る天井絵「華曼荼羅」のご奉納を募集させていただいております。

 この天井絵は、京都嵯峨芸術大学名誉教授である日本画分野・箱崎睦昌先生監修のもと仲政明教授、大沼憲昭教授を中心として大学教育に携わっていただいた先生、卒業生の方々及び在校生で制作されます。この制作過程は大覚寺ホームページ、戊戌特設ホームページなどで随時お知らせいたしてまいります。どうぞ、ご覧いただきたいと存じます。

《 お申し込み要項 》

 来たる平成三十年は、嵯峨天皇さまが悪病退散のために弘法大師さまのお勧めにより般若心経を書写された弘仁九年(八一八)からちょうど千二百年に当たります。この嵯峨天皇宸翰の般若心経は勅封として厳重に秘蔵されておりますが、弘仁九年が戊戌の年であったことから、干支が一巡して戊戌が巡り来たる六〇年ごとに勅使によって開封され、戊戌法会として広く皆さまにお披露目することになっており、特に今回は二十回目の戊戌という吉祥なる勝縁を迎えます。この勝縁に「勅封般若心経千二百年戊戌開封法会記念事業」の一環として、いけばな嵯峨御流創流千二百年と併せて心経宝塔に隣接する『蓮華殿』の建立を計画いたしました。

 心経宝塔は、大覚寺の象徴であり、とこしえに平和を願う私たちの祈念として昭和四十二年に再興され、心経信仰の中核として今日に至っています。それに隣接する『蓮華殿』は心経宝塔の意義を一層明らかにするものであり、永く後世に嵯峨天皇さまの御心をお伝えするため、殿内天井に「華曼荼羅」での発願をいたしました。この曼荼羅の功徳によって末永く皆々さまの諸願成就のご祈念を申し上げたく、ご奉納をお願い申し上げる次第でございます。

 なお、御志納金は下記の通りでございます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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《お問い合わせ》

 記念事業推進委員会事務局

 〒616-8411

 京都市右京区嵯峨大沢町四番地

 電 話/075-871-0071

 E-Mail/bojutsu@daikakuji.or.jp