ご自宅での写経作法
1. 手を洗い、口をすすいで身を清める。
2. 香をたき、室内を浄める。
3. 着 座
墨をすり、心を鎮める。
4. 合掌礼拝
写経用紙
5. 開経偈
無上甚深微妙(むじょうじんじんみみょう)の法は
百千万劫(ひゃくせんまんごう)にも遭遇(あいあ{お})うこと難し
我いま見聞(けんもん)し受持(じゅじ)することを得たり
願わくば如来(にょらい)の真実義(しんじつぎ)を解(げ)し奉らん
6. 表白読誦
それ佛法(ぶっぽう)はるかに非(あら)ず
 心中(しんじゅう)にして即ち近し
 真如(しんにょ)外(ほか)に非ず
 身をすてて何(いづく)んか求めん
 迷悟(めいご)我(われ)に在れば
 発心(ほっしん)すれば即ち到る
 明暗(みょうあん)他(た)に非ざれば
 信修(しんしゅ)すれば忽(たちまち)に証す
弘法大師曰(のたま)わく
 文殊(もんじゅ)の利剣(りけん)は(な)諸戯(しょけ)を絶つ
 覚母(かくも)の梵文(ぼんもん)は(な)調御(じょうご)の師なり
 チクマンの真言(しんごん)を種子(しゅじ)と為(す)
 諸教(しょきょう)を含蔵(がんぞう)せる陀羅尼(だらに)なり
 無辺(むへん)の生死(しょうじ)は何(いか)んが能(よ)く断つ
 唯(ただ)禅那(ぜんな)正思惟(しょうしゆい)のみあってす
 尊者(そんじゃ)の三摩(さんま)は仁(にん)譲(ゆず)らず
 我れ今(いま)至心(ししん)に懺悔(ざんげ)し
 謹(つつし)みて般若心経を写経し奉(たてまつ)る
7. 浄 写(無我の境地に入り、至心に写経する)
8. 祈 念(それぞれの願いごとを書き、念ずる)
9. 般若心経読誦(合掌し、浄書した写経に目を通しながら唱える)
10. 不動尊(大覚寺本尊)真言 3遍
ノウマク サンマンダ バサラダン センダ
マカロシャダ ソワタヤ ウンタラタ カンマン
11. 般若菩薩真言  3遍
オン ヂシリ シュロタ ビジャエイ ソワカ
12. 御尊号 3遍
南無嵯峨天皇尊儀(なむさがてんのうそんぎ)
13. 御宝号 3遍
南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)
14. 願文読誦
真言は(な)不思議なり
 観誦(かんじゅ)すれば無明(むみょう)を除く
 一字に千理を含み
 即身(そくしん)に法如(ほうにょ)を証(しょう)す
 行々(ぎょうぎょう)として円寂(えんじゃく)に至り
 去々(ここ)として原初(げんしょ)に入る
 三界(さんがい)は客舎(かくしゃ)の如し
 一心は(な)是れ本居(ほんこ)なり
仰ぎ願わくば
 一字(いちじ)一文(いちもん)法界(ほっかい)に遍(へん)じ
 三世十万(さんぜじっぽう)の諸仏(しょぶつ)に供養し奉る
15. 廻 向
願わくば此の功徳(くどく)をもって
普(あまね)く一切に及ぼし
我等(われら)と衆生(しゅじょう)と
皆ともに仏道(ぶつどう)を成(じょう)ぜんことを
16. 合掌礼拝(退座)
以 上
Close